X投稿してたのですが、エックスだと文字制限や投稿するのに手間が凄かったので、ここで書きます(:3_ヽ)_
今回読んだのは「ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由」です
ざっとした本書の流れは
ジャーナリストで働くジョシュア・フォアが、とある理論物理学者にインタビューをするため向かう途中、以前から行ってみたいと思っていた博物館に行き、そこで「鉄腕男」と呼ばれた男の写真の隣に「世界一強い男」というキャプションに目が止まり、「世界一強い人間」と「世界一頭のいい人間」が会していたら面白いと思いさがす。しかし、強い人間はすぐ見つかったが、頭のいい人間はなかなか見つからなかった。そんな中、全米記憶力選手権出場の記事に惹き付けられる。選手の名はベン・プリドモア。その記事のコメント「テクニック、それと記憶力が発揮される仕組みを理解すること。そらだかなんだ。誰だってできる」を何度も思い出し、このことを題材にちょっとした記事を書こう思い、リサーチをする中エドとルーカスの2人に出会う。こ2人との出会いから始まり、筆者が記憶力を向上させるべく、数々の挫折と挑戦、そして人の記憶について、サブァン症候群を含めた記憶力の達人、逆にものを覚えられない人物によるインタビューと古代の記憶に関する歴史を知っていき、その隠れた働きと弱点、そこに秘められた可能性について、理解しようと取り組み、全米記憶力チャンピオンに至るまでの日々について記していく内容である。
読書感想
人間の記憶の仕方の癖について、場所法と呼ばれる記憶のテクニックとしての「記憶の宮殿」、記憶は頭だけでは無いことが日々の生活や経験から腑に落ちるとこが多くて、読んでいて、とてもたのしかったし、本書の書き方がドラマみたいで、わくわくしてよめた。
そしてテレビや記事によるサブァンは本当は神話であり、適切なトレーニングと厳しい努力の賜物として、多くの人は「サブァン」にはなれる素晴らしい可能性にわくわくしたが、個人的に思うのが、筆者のジョシュア・フォアの努力ももちろんだが、エドブザンという人物から最高のコーチングを受けられることができたというのが全米記憶力チャンピオンになれた理由なんじゃないかということでした。コーチングの大切さについては書いてはなかったけど、感じました。
自分自身、昔記憶術について学んだことがあった。本やセミナー等。
本書と大体同じことを言ってはいたが、記憶術への解像度が高まったので、ほんとうにそういう事かとすごく腑に落ちながら釘付けのようによめた。
覚えるとしても前提として対象の概念があるのとないとでは記憶のとどまり方が違うし、イメージがつくまでどんなものかを理解が必要なんだろうな
記憶術は普段の物忘れとか特別記憶力があがるというものよりはテクニックよりで、どっちかというと技術職に近いものを感じました。記憶について興味あったり、専門職の人はこういうのを読むと色々と発見があると思うのでオススメしたいなと思いました(*´艸`*)