「伝えたつもりなのに、なんか伝わってない気がする」
そんなモヤモヤ経験がありませんか?
自分は後輩から学びました
最近、後輩と接してる時にふと思い出したことがあります。教える立場になった時、気づけばそこから教わる立場としてたくさんのことを学ばせてもらいました。
例えばー
大抵ご存在かと思いますが、後輩の中でも上手い接したの奴もいれば、下手くそなやつもいますね。
なんとなく許したくなる奴もいれば、こいつはセンスないから無視しようかなって正直感じる奴です。
社会人となり後輩ができた当初は入って2年経っており、自分は後輩の期間が長く、先輩の言葉足らずやわかりずらい説明に対して「なんでこんなに下手くそでこっちの気持ちを無下にもするし言葉の選び方も最悪なんだろう」と感じながら毎日必死に仕事を覚えようと悪戦苦闘していました。
この時はこう思ってました。自分は後輩には分かりやすく伝えよう、また先輩よりは少なくとも分かりやすく伝えられると。
根拠としては学生の頃からはしびろさんは丁寧で分かりやすいってよく後輩から言われてきましたので自信がありました。この時はもう「私におまかせください( •̅_•̅ )」←の気持ちです笑
しかしどうしても伝わらない後輩もいまして、ダメな奴は何してもだめだ、そういう人間もいる。と切り捨てたとこもありました。
気づいた事は後輩は今まで行ってきた自分の答え合わせの存在だということです。
後輩を通して、これまでの自分のやり方で良かったんだなと思える瞬間があったり、逆にあの時こうすれば良かったなんて今更ながら気づくこともありました。
そして意外とグサってくるものが、「こいつ失礼だろ( ‘-‘ )」という後輩の言動です。
「…自分もこれやってたかも」「だからあの時キツく当たられたりしたんだな」みたいな自責と反省。他にも無意識にやらかしていた可能性もあるのでしょう(˙-˙)笑
話は進まして、当時の先輩だった人(年齢58)とお誘いのご縁があって一緒に働くことになりまして、もう一度教わる機会が出来ました。見習いの時は怒られることが多かったですが、色々と自分自身に対して気にかけて居たからでしょう。怖いくらいわりと親身に考えを尊重されるようになりました。口下手なのは相変わらずだしたけど笑
面白いのが「実はこう思ってたよ」「こう思われてたよ」と聞かされることやいまの若手に関する愚痴を聞かされることで、客観的にまるで昔の自分とこれまでの自分の接し方を観るような感覚で、自分の″人との接し方″を後輩を通して答え合わせをしてる気分でした。
そこから学んだのはシンプルなこと
「どう伝えるかではなく、どう伝わるか」
そこからもう1つ
一人一人見えてる世界や解釈が違う、他の言い方では概念が違う、具体的には言葉の定義がそれぞれちょっと違う。
同じ日本語なのに、「すぐ」やってねと伝えたのが、終わったあとの人もいれば、数秒でやる人もいるし、その日の終わりにやる人もいる
また自分では良かれと思って言った言葉も、相手の中では全然違う意味で受け取られてしまうことがある。
誰しも経験したことありますよね?
だからこそ「どう解釈されるか?」を相手視点に立って考える、正確には相手の世界観に合わせることが1番の近道だったんだなと。
そう思えるようにってから、少しだけ「説得力のある話し方」ができるようになった気がします。
ところで「ダメな奴は何やってもだめ」という気持ちは相変わらずもってます(*´ཫ`*)笑
そこに但し書きが加わって
本人のモチベーションが高くて、それに対して根気もって面倒をみれば、可能性としては可能だと感じてます
後輩がいないなら年下でもいいと思います
自分の中にも見えてる世界観による解釈があるので気をつけてます(ノ∀<*)
相手の世界観を尊重しつつ、どう伝わるのかを意識する
相手を知ってるからこそ明確な意図も目的も伝えら、こちらの言い分も貫き通す武器にも盾にもなる
そうはいっても自分には環境的に無理!できない!そんなに上手くいくはずがない、調子のいい事言ってるなー
そんな事聞こえて来ますけど、あえて意識するだけでも試してみてはどうでしょう?